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ダイエットに関する5つの誤解の真実

8/11/2015

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​ジムのクーポンや画期的なダイエット情報が掲載された広告メール、ssサイズのモデルがが表紙になったダイエット本などに圧倒されたことはありませんか? 私たちはこういった最新のダイエット情報に無意識のうちに影響されることがあります。
 
巷にはおびただしい量のダイエット関連の情報が溢れています。中には矛盾するものも多く、私たちが混乱するのも無理ありません。
 
このブログを読んでくれている皆さんの役に少しでも立てればと、アーユルヴェーダの視点から、ダイエットに関する5つの誤解について解説し、真実を暴くことにしました。アーユルヴェーダは、ホリスティックでナチュラルな癒しを追求した古代から伝わる生命の科学です。体重管理と真の健康に関する正しい知識を身につければ、「太る」ことに対する恐怖から一生解放されることが可能です。
 
それでは、5つの誤解について解き明かしていきましょう。

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​ダイエットに関する誤解 #1: ジム・ヨガスタジオで食べた分カロリー消費
 
ジムやヨガスタジオに加入することは理想的のように聞こえるかもしれません。 大量の汗をかく時間を作り、心拍数を上げれば痩せられる?これは正しくありません!
 
効果的ではない理由:
 
「何をどのように食べているか」これが増量や減量の主な要因です。食べたらその分運動して消化すればいいというアプローチは表面的で、体が過度に緊張し(特にランニング好きは気をつけて!)マインドに歪みをもたらします。
 
「何をどのように食べるか」この食に関する考えやアプローチを変えない限り、どんな運動をしても長期的に持続する変化にはつながりません。食習慣を変えたくなくて必要以上に食べた分のカロリーを燃やすためにジムに行っている人がどれだけいるでしょうか?「ランニングマシンで30分走ったら気兼ねなく今晩ハンバーガーを食べられる。」こんな風に考える人は少なくないのではないでしょうか?「食べるために生きる」のと「生きるために食べる」。この2つは全く異なる姿勢です。食べたらその分運動して消化すればいいという運動や食と向き合う姿勢はサステイナブル(持続可能)ではありません。最終的に食への欲求や依存の方が、運動に対するコミットメントよりも長続きするでしょう。

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​ダイエットに関する誤解 #2: 1日の中で少量を何回にも分けて食べる
 
1回の食事量を減らして回数を増やすと新陳代謝が高い状態をキープでき、元気に過ごせると信じてやってくるクライアントも少なくありません。ダイエットに効果的だと聞いて実践していたのだが、効果がないといった声も聞きます。この事実に私たちは驚きません。その理由を以下でお話しします。
 
効果的ではない理由:
 
ランチの後にフローズンヨーグルトを食べたり、同僚の誕生日ケーキを食事以外の時間に食べるのは1日3食に加えて間食をしているということです。間食は今ではあたりまえのようになっていますが、歴史上いつもそうだったわけではありません。1970年以前は、だれも食事と食事の間に何か食べようとは考えませんでした。ファストフード店やコンビニが普及するにつれて、間食はクールな習慣だとされるようになりましたが、決して私たちに良いから一般的になったわけではありません。 
 
私たちの消化力は車に例えることができます。いつもエンジンをかけた状態だと消耗が激しいですよね。つまり、いつも間食をしていると消化器官に負担がかかるということです。消化器官を休ませてあげるようにしましょう!私たちの消化力は、体やマインドの機能と密接に関係しています。
 
アーユルヴェーダでは、消化が適切に行われていることが健康の基本だと考えます。消化は時間がかかるプロセスです。どれだけかかるかは個人の消化の火(アグニ)によって変わりますが、果物などの簡単なスナックで1-3時間、ちゃんとした食事だと4-5時間かかります。例えば2時間ごとに何かをつまんでいると、1つ前の食事が消化される前に食べているということです。同時に異なる消化過程にある食べ物を処理するのは体に負担がかかり、消化の火が弱まってしまいます。そうなると食べ物が適切に消化されなかったり、体に上手に栄養を吸収できなくなります。燃えている火の中に砂をかけているようなものです。たちまち火が弱まり煙がたちこめますよね。
 
食べ物が適切に消化されないとどういったことが起きるかというと、アーマ=代謝性の毒素となり体内に残ります。例えば質の悪い脂肪はアーマによって形成されます質の良い脂肪は体に良いものです。アーマが蓄積されると体重が増加します。質の良い脂肪は体に良いものです。
 
元々強いアグニを持つ場合、食事量を減らし回数を増やす方法を実践し始めた初期段階では、体重がいったん減ることもあるかもしれません。しかし長期的には、車の例と同様、アグニが弱まり、体重が増加するでしょう。それも少しの増量では済まない場合もあります。アグニが弱ると、吸収できる栄養素が減り、骨や神経に影響が出たり、と結果健康状態が悪化するでしょう。食べ物の摂取と、消化・栄養の吸収は別物だと覚えておきましょう。

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​ダイエットの誤解#3: グリーンスムージーやジュース
 
グリーンスムージーやジュースクレンジングなどが大流行りですよね。あちらこちらにスムージーやジューススタンドが増えています。
 
野菜が体にいいことはみんな知ってます。それなのに体重が減らないのはどうしてでしょう?
 
効果的ではない理由:
 
アーユルヴェーダのパワフルなコンセプトに「オーグメンティング(増大する)」と「エクストラクティブ(抽出する)」があります。体をバランスの良い状態に保つには、体とマインドを育み栄養を与えるオーグメンティングの食べ物が多めに必要です。オーグメンティングの食べ物は、例えばさつまいも、ズッキーニ、ビーツ、全粒穀物などで、主に甘味を持っています。私たちはクレンジング作用を持つエクストラクティブの食べ物よりも、オーグメンティングの食べ物を必要とします。エクストラクティブの食べ物は、その「外に出す」質のために、消化時に体が何かを失わなければなりません。エクストラクティブの食べ物は主に苦味と渋みを持っていて、例えば濃い緑の葉野菜などがこれに分類されます。葉野菜を食べ過ぎると、体が常に「出す」モードに置かれるため、ヴァータが増幅します。グリーンスムージーやジュースは濃縮されていて、特にエクストラクティブの質が強調されるので、飲みすぎるとヴァータのバランスが乱れ、アグニが弱まることがあります。
 
ヴァータのバランスの乱れは「軽い」、「乾燥」、「不安定」な質を高め、恐れや心配、乾燥や冷え、その他の症状につながります。初期段階では、私たちの体とマインドはオーグメンティングの食べ物を求めてバランスを取ろうとします。適切な割合の全粒の穀物や、甘味を持つ野菜を通じてこれが満たされないと、私たちはチョコレートやケーキ、クッキー、砂糖たっぷりの食べ物を大量摂取する傾向にあります。これらの物質は蓄積し、結果体重増加につながります。
 
ヴァータドーシャのバランスが既に乱れているところにエクストラクティブの食べ物を過剰に摂取し続けると、さらにバランスの乱れを悪化させるようなものを欲しがるようになります。スムージーやグリーンジュース、サラダなどのエクストラクティブの食べ物を欲するでしょう。体重管理の範囲を越えて、マインドや体により深刻な健康問題を及ぼす可能性があります。
 
また、液体にすると固形で食べるよりも大量の野菜や果物を摂取できますが、体は固形の時と同じようにしか消化できません。これも一種の食べ過ぎであり、アグニを弱め、毒素の蓄積や、さらなるバランスの乱れの原因となります。
 
甘い果物と苦味のある野菜をミックスしたスムージーやジュースは、オーグメンティングとエクストラクティブ的にバランスが良いはずだと思うかもしれません。実際はそうではありません。「食べ物の組み合わせ」もアーユルヴェーダでは大事であり、果物と野菜では消火のペースが異なるため、良い組み合わせとは言えません。果物のほうが野菜よりも早く消化が進みます。消化のペースが異なるものを一緒に摂ると、消化の過程が混乱し、スムーズな消化が妨げられます。つまり食べ物が適切に処理されず、アーマ(毒素)として体内に残り、体重増加やおなら、その他の症状につながる可能性があります。

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​ダイエットの誤解#4: スーパーフード
 
アサイー、グレープフルーツ、黒豆、ブロッコリー、ヨーグルト、卵、ナッツ、ナッツバター、ワインなどスーパーフードと呼ばれる食材を挙げ始めればきりがありません。きっとどれか試したことがあるのではないでしょうか・
 
スーパーフードにまつわる極端なストーリーも聞きます。たとえばターメリックを毛穴から出てくるまで飲み続ける、韓国で大流行したりんごダイエット、など。。。Hale Puleではこういった過激なダイエットはすすめません。
 
効果的ではない理由:
 
まず前提として、どんな食べ物でも過度に摂取すれば体とマインドのバランスを乱します。
 
次に、オーグメンティングとエクストラクティブのバランスは毎食重要だということです。エクストラクティブのもの(葉野菜、豆、ナッツなど)を食べ過ぎると消化がスムーズにいかなかったり、体が内側から渇いたり、アグニが弱まりアーマの蓄積が始まります。関節に問題が出てくることもあるでしょう。
 
さらに、本当に私たちを満足させるのは「味のバランス」です。お皿の上に6つの味がバランスよく乗っていると、食に関する強い欲求や過食から自由でいられます。1つの味を偏りすぎたり、6つの味のバランスを無視すると、調和が乱れます。
 
私たちはホリスティックな視点から体とマインドを観察し、ひとつひとつの食材が私たちに与える影響を見極める必要があります。他の食材と組み合わせるとバランスが取れる食材が、単独や大量に食べるのに適しているとは限りません。例えば、黒豆、ヨーグルト、卵、ナッツ、ナッツバターはヘビーなので、大量に摂るとアグニが弱まります。冷たいヨーグルトや冷たいスムージーもアグニを弱め、未消化物として溜まります。未消化物はアーマと同じで体重増加の原因となります。
 
新鮮でバランスの取れた食事を程よい量食べていれば、私たちは体を操作する必要がありません。体は自然にどうすればいいのか知っているからです。「シンプル」、「ほどほど」、「バランス」、「一貫性」がベストです!このキーワードを忘れずに食事をしていれば、長期で理想の体重を維持できるはずです。

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ダイエットの誤解 #5: サラダ
 
サラダはいつだって健康的な選択だと思い込んでいる人がまだまだ多いようですが、これも大きな誤解です。
 
効果的でない理由:
 
栄養面から見ていきましょう。サラダの多くは栄養価が低いと言えます。レタスは水分ばかりで残念ながら栄養価はほとんど含まれていません。必要な栄養を吸収できないために、体はオーグメンティングの食材の持つ甘味や塩味を強く欲するようになります。甘いものへの強い欲求を満たしていれば体重が増えるのは避けられません。サラダによく含まれるふわっとした軽い食材に多い渋味は、ヴァータのバランスを崩します。これに加えて、生の食べ物は体にとって消化が難しくアグニが弱くなりがちです。アーユルヴェーダでは、いつも軽く火を通すことを推奨しています。消化に優しくなるからです。信じがたいですか?生のにんじんを食べてご自身で体感してみてください。

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持続する体重管理への道: サットヴァ
 
アーユルヴェーダの黄金ルールはサットヴァ、すなわちバランスや調和です。たとえ最高品質のハーブであっても大量に摂ればバランスの乱れや毒素蓄積の原因となります。消化過程の阻害や妨げ、バランスの乱れはアーマにつながります。アーマは粘着性があり、体の深層組織に留まって蓄積し、体重増加の原因となります。
 
バランスの悪い食事はドーシャバランスを悪化させます。例えばグレープフルーツやバナナは、消化器官を酸性に傾け、食べ過ぎはピッタの臓器である小腸のコンディションを悪くしてしまいます。重い質を持った甘味を持つ食べ物の食べ過ぎは、カファの臓器である胃腸のコンディションを悪化させ、ローフードの摂りすぎ、エクストラクティブの食べ物の食べ過ぎはヴァータドーシャのバランスを乱します。同じように、にんにくの濃縮サプリは、一時的に風邪の症状を改善させるかもしれませんが、あとからマインドが興奮したり消化管が炎症を起こすなどの影響が出る可能性があります。消化器官が過度に刺激された状態が続くと、消化機能が上手く行われなくなり、ゆくゆく問題が起きるかもしれません。
 
この投稿ではアーユルヴェーダの視点から、今流行りのダイエットに関する誤解について解説しました。自然やアーユルヴェーダの基本原則に寄り添ったライフスタイルは、自然にあなたの理想の体重に導いてくれるだけでなく、無理に操作しようとしたり、悩んだり、楽しみを奪われることなく自然とその体重を維持できるでしょう。
 
サステイナブルな体重管理への道を歩み始めるきっかけとなりますように。。。
関連記事の「げっぷが教えてくれること」に成功の秘訣を紹介しています。
 

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