![]() きっとあなたの体はありのままでいたほうが深い癒しを手に入れます。 タダアーサナ(山のポーズ)は見落とされがちなポーズですが、このポーズの持つ静止のあり方によって、動きから生まれる力とは全く異質の力が立ち上がります。このポーズを慌ただしくこなしたりせずに、マットの前に立ち、そこで山のように堂々と立つ力強さをじっくりと味わいましょう。 タダアーサナは他のすべてのポーズの土台を形作るポーズです。きちんと順序を踏んでこのポーズをつくり上げれば、筋肉と骨がどう機能することを意図してデザインされているのかがよく分かるはずです。毎日タダアーサナをすると決めます。そして、足の幅はどれくらいかしら、とか、頭が肩の真上に乗るってどういうことなの、などとは考えずに、ただ感じてください。そうすればあなたの体の自然なつくりが分かるはずです。 タダアーサナは人生において力強く足を踏みしめる練習です。強くどっしりとした山のようなあり方。それは何ものもあなたを打ち倒すことができない立ち方のこと。体の部位を整列させたところから動ければ、内臓機能は改善し、呼吸はますます楽になり、心もずっと穏やかになります。 立位に入る前にタダアーサナをしましょう。練習中や、あるいは人生の中で静寂と強さを求めるときはいつでもタダアーサナをもたらしましょう。堂々と立ち、足元に大地を感じるのです。 アーサナアウトラインHale Puleでは、アーサナのポーズを3つの要素:エッセンス、アンカー、ストレングスに分けて考えます。最初から順番に、ポーズの意図、大地に根付かせる場所、力を発揮する筋肉、という意味です。正しいアライメントによって最適なエネルギーの流れをサポートし、末長く、持続可能な練習の環境を作ってくれます。 エッセンス:グラウンディング アンカー:足 ストレングス:骨盤底と腿の下部 土台から作るタダアーサナタダアーサナは姿勢改善にぴったりのポーズです。壁に背中を当ててやってみてください(軽減法参照)。飛行機や自分の机で椅子に座っていてもできます。山のように感じる瞬間をいつでも手に入れてください。 ![]() マットの前に立ちます。足は腰幅。大地を踏みしめてその跳ね返りを感じます。くるぶし、横から見て膝、骨盤、肩、耳の上が縦一列に並び、背骨は自然なカーブを描きます。 一直線に整列させて立ちながら、優しく腿の下部を働かせて膝頭を引き上げます。骨盤底(恥骨のすぐ上の裏側)から頭頂に抜けるように背骨を引き上げます。両手は緩めて自然にぶら下げます。目線は前の一点を見るか鼻先を見ます。 軽減法
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12 月 2019
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