![]() 初めて瞑想にトライした時、じっと座ってられないし、マインドがちっとも静かにならない、「失敗した」と感じてしまう。 こんな経験をされた方は少なくないのではないでしょうか? これは、しつけをされていない子犬におすわりを一回で成功するよう期待するのと似ています。ほとんどの人はマインドを鎮めなさいと言われたことはないでしょう。よって、瞑想よりも大事だとマインドがあなたに指令している何かをしようと、ハッと立ち上がってしまうことは容易く起きうることです。初期のトライで意識がマインドのおしゃべりに向いてしまうこともよくある事です。 まず、瞑想はプラクティスであり、パフォーマンスではないということに気づきましょう。到達点はありません。だから瞑想を征服する何かと捉えている自分がいたら、クスクス笑ってあげましょう。瞑想の恩恵は時間をかけて実感出来るようになるものです。
初期の瞑想は外的なプラクティスです。ある程度の時間じっと座っていることはとても難しいことかも知れません。必ず決まった時間に、決まった場所で定期的に練習するようにしてみてください。ごくシンプルに部屋の隅っこに瞑想用の椅子やクッションをセットするだけで始められます。 最初の一歩は数分間じっと座ることをすすんでやってみること、それだけです。途中で時計を確認する必要がないよう、タイマーをセットして5分間座ってみることから始めましょう。瞑想という言葉が堅苦しく感じられるなら5分間の小休止と呼んでも良いでしょう。 全てうまくいっていて、至福で甘いピュアな感覚で満たされてた時のことを思い起こしてください。その感覚にあなたはいつでもアクセスできるのです。定期的に瞑想を実践すると、深い部分で全て上手くいっているんだと分かるようになってきます。内なる自己と繋がる事ができるようになるのです。 次のステップはマインドを一つの点に集中するように訓練することです。大好きな何かに一点集中した経験は誰でもあるのではないでしょうか。これまで外的な何かに集中してきたのに対し、瞑想ではその集中を「内」に向ける訓練をします。呼吸に集中する、想念を観察する、チャクラに働きかける、マントラやお祈りの言葉を唱えるなどなど、たくさんのテクニックがあります。 床に楽な姿勢で座るか、椅子に腰掛け、脚は地につけます。背骨は天井に向かって長くのばします。 目を閉じて、全ての人、物から一度繋がりを絶つイメージをします。 自分の体の周りにふわふわの泡をイメージし、安心している自分、ピースフルな自分を見つけます。 まず、呼吸のペースを緩めるように意識します。そして吸う息と吐く息が同じ長さになるように呼吸に集中します。 マインドがさまよってしまったら、その都度優しく元の一点に戻してあげましょう。子犬を訓練するように、我慢強く… プラクティスの最初と最後に宇宙の源もしくは神聖な存在に向かって感謝のジェスチャー、もしくは言葉を添えます。 5分が長過ぎるのであれば3分でも構いません。自分にとって現実的な長さから始めると良いでしょう。 毎日が新しい体験です。良い日もあればそうではない日もあるでしょう。探検するように楽しみましょう。もしも出来なかった日があっても、また始めれば良いのです。いずれ魂があなたに語りかけてくるでしょう。プラクティスを続けているうちに次第にプロセスが内に向くようになります。マインドが落ち着き、座っている時間を長くする事が自然に感じられるようになるでしょう。数分ずつ、少しずつ増やしていきましょう。 どのような飲食物を摂取するかはマインドを鎮める能力に大きく影響します。 例えば、軽くて乾燥していてエアリーな質を持つポップコーンを大量に食べたとします。するとヴァータ(空のエレメント)が高まり、マインドが散漫になったり、乾燥肌になったり、便秘になったりします。コーヒーやティーは神経系を刺激し、落ち着きが無く、常に活動状態で休まらないマインドを生み出します。 もっとも大切な事は、日々の生活における自分の行いと、それによって起きる結果について自覚することです。自分の意識レベルを高め、「つながっている状態」を目指しましょう。 自分の内にあるもの全て、体、マインド、魂はつながっています。 何かを行えば、その他のものに必ず影響をもたらします。 バランスが取れた健やかな状態で、豊かな生活を送るように心がけましょう。 人生を楽しみ、他の人にとっての手本でありましょう。
0 コメント
メッセージを残してください。 |
カテゴリー
すべて
アーカイブ
12 月 2019
|