![]() からだというのはすぐに感情を読み取ります。心よりもからだの方が効果的な道具となる時があるくらいです。自分の姿勢を観察すること。ただそれだけで、あなたが今感じているのは恐怖か(頭部が前に突き出ている。つまり、感覚器官を前に出して危険を察知しようとしている)、諦めか(猫背で胸が縮こまっている)、ストレスか(肩が強張り、耳の方に上がっている)が分かります。 やがて、からだが一番長く続く感情の癖を覚えて、その時の姿勢が習慣化します。けれど、癖というのは変えることができます。この再教育のツールとなるのが、サトヴィックなヨガのアーサナ練習です。 Hale Puleでは、よく練習の最初にショルダーシミーを取り入れて、肩、背中上部、胸の筋肉を緩め、プラーナの流れのバランスを整えることをします。このポーズを正しい姿勢--頭を肩の真上に乗せ、顔は真正面を向き、足のつま先を前に向ける--で行えば、ショルダーシミーによって頭をきちんと支える筋肉を再教育することができます。ここが整えば、あなたのハートは開きます。そのハートがあなたの歩む道を導くでしょう。 伝統的なヨガの経典を見てもショルダーシミーは見つかりませんが、パソコン作業や車の運転から生じる典型的な現代の症状の解消に役立ち、アナハタすなわちハートチャクラにたまった感情というお荷物を手放すのにもぴったりです。 たいていのアーサナとは違い、このアーサナは「もう止めたい」と思ってもやめずに続けると、真の力が発揮されます。エネルギーは動かせば動かすほど活性化します。ショルダーシミーを毎日行うと、上半身のエネルギーの経路が開き、精神集中を高めます。最高3分を目標に練習を重ねて下さい。この練習の間は、自分に微笑みかけるととても良いです。 アーサナアウトラインHale Pule(ハレ プレ)では、アーサナのポーズを3つの要素:エッセンス(目的)、アンカー(固定場所、錨を降ろすところ)、ストレングス(力を生み出すところ)に分けて考えます。ポーズの意図、礎部分、力を発揮する筋肉を記憶するのにとても効果的なツールです。正しいアライメントにより最適なエネルギーの流れをサポートし、末長く、サステイナブルにプラクティスを続けられる環境を作ってくれます。 エッセンス: 立ってグラウンディングをし、大地に根ざす アンカー: 足とグラウンディングコード ストレングス: 骨盤底 ショルダーシミー、下から上動画の日本語: 「ショルダーシミーのデモンストレーションを行います。これは、アナハタチャクラ、つまりハートセンターにエネルギーを通すのに最適のポーズです。姿勢の改善にも有効です。 両肩を上にも下にも動かします。胸椎沿いに、真上、そして真下です。たいていの人が停滞させているところと、硬くなりやすい肩の上あたりを動かすため、エネルギーをしっかりと動かすことができます。 動きながら呼吸します。肩を上下させます。頭はしっかりと起こして肩の上に載せます。3分くらい続けると効果的で、エネルギーの感触がすっかり変わるのが感じられます。 よくあるトラブルスポットこのポーズは、姿勢を矯正するためのものです。なので姿勢を正して行うのが大切です。頭を肩の上にきちんと載せます。
ショルダーシミーの動きは上と下です。肩だけを分離させて動かします。胴体を左右に動かさないようにしましょう。 このポーズを練習している時は、流れるような動きを保ちましょう。左右の肩をうまく同調させて動かします。
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10 月 2019
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