![]() 自分の呼吸は最も偉大な先生だと言えます。ヨガで難しいポーズをとっている時、自分の呼吸を感じてみましょう。浅いですか?深いですか?短いですか?安定していますか?完全に止めてしまっていますか? ウジャイ呼吸はヨガのアーサナの中核ともいえる大事なプラクティスです。鼻から吸い、鼻から吐き、吸う息と吐く息が同じ長さ、かつ同じ質になるようにします。少し喉の通り道を狭めて、呼吸の音が聞こえるようにします。(海の音と度々形容されます)ウジャイ呼吸は、体内に熱を作ることで体を浄化しながら、マインドを集中させ、強化してくれます。自分の限界を無視した練習をしたり、マインドが散漫だと、呼吸が苦しくなり、乱れたり早くなったりします。気付いた時点でポーズを緩めて、ヨガのプラクティスの目的をリセットします。エッセンスは「マインドをマスターし、マインドから自由になること」です。 ウルドゥバ ダヌラアーサナ(車輪のポーズ)はウジャイ呼吸に意識を向けるのに最適なポーズです。簡単なポーズではありません。体の前面を背骨の上から下まで開きながら、横隔膜、肺を広げます。ウルドゥバ ダヌラアーサナ(車輪のポーズ)をとる時に、うなり声が出たり、息を止めてしまう場合は、ウジャイ呼吸から学ぶチャンスです。ヨガ仲間にアシストをお願いしたり、代わりにセツ バンダアーサナ(橋のポーズ)を練習するようにしましょう。自分自身とアーサナに敬意を払う行為です。 人によっては感情が込み上げることもあるかもしれません。体の前面を完全に開くことを無防備に感じるためです。極めて自然な感情だと思いますが、オープンにしたからといって必ず傷つくとは限りません。あなたが誰かのために存在し、今を生きている証拠です。悪い生き方ではありません。ここでもまたウジャイ呼吸があなたを導いてくれます。このポーズをとっている時に無防備だと感じたらウジャイ呼吸を胸のアナハタチャクラに届け、心を開き、解放するようにしてみましょう。 アーサナ アウトライン:ウルドゥバ ダヌラアーサナ |
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10 月 2019
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