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ウパヴィシュタ・コーナアーサナでアーサナのエッセンスを見つける

10/16/2017

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 グループレッスンの環境でヨガアーサナを練習するのに慣れている人がはまりやすい落とし穴があります。それは、自分と周囲の人の進歩を比較するという落とし穴です。けれど、ヨガアーサナには最終目的が存在しません。練習期間がどれほど長かろうが、いつも必ず次に向かうべき新しい段階やレベルが存在しています。隣の人と同じくらい足を開こう、だとか、誰よりも格好良く太陽礼拝をしよう、などといったことを目指せば、それは自分個人の旅路を尊重できていないということ。時間をかけ、身を捧げる。アーサナが進歩するのはそういう時です。焦ってアーサナの完成形に飛び込むのは、ヨガの教えに背く行為なのです。

アーサナの進歩が自然に起きて、他者との比較の罠にもおちいらない。そのためには毎日の自宅練習が欠かせません。そして家で練習ができるようになるには、信頼できる先生から学ぶしっかりとした基礎固めが必要です。そしてポーズの練習だけでなく、アーサナ1つひとつのエッセンスの理解もあわせてふくらませなければなりません。そうすることで怪我を避けることができる上、ポーズがプラーナと体にもたらす影響にさらなる意義を見出すことができるのです。

このブログでは、エッセンス(目的)を含むアーサナのアウトラインをすべてのヨガアーサナガイドに記載しています。これがあると、ポーズが心身に与える効果が理解しやすくなります。目的を知っておけばどのポーズを選ぶかの判断材料になるし、力づくでポーズをとってバランスを乱す、などということを避けることもできるでしょう。

Upavistha konasanaウパヴィシュタ・コーナアーサナ(座位開脚前屈)を例にとってみましょう。多くの人がこのポーズのことを「ヒップオープナー(股関節開き)」あるいはハムストリングスストレッチととらえています。確かにこのポーズは股関節とハムストリングスの柔軟性を高めますが、このポーズをとる理由はそれだけではありません。これは前屈ポーズです。そのため、ウパヴィシュタ・コーナアーサナの一番大切なエッセンスは、神経系の鎮静効果です。ここを理解しておくことで、ウパヴィシュタ・コーナアーサナの練習法が変わります。こわばりをつくらず、安らぎをうみだす。おのずとそのような練習法を選ぶでしょう。つまり、体になにかを強制させるような力は一切捨てさるのです。両脚を思いっきり左右に開く、あるいはおでこを地面につけるためにハムストリングスと背中を伸ばしすぎる。このようなことはどちらも放棄して、その代わりに、そっと骨盤を前に倒してお腹を前に伸ばします。そして呼吸に導かれ、体の限界の2歩手前で止まります。

ポーズを始める前に、まず内側を見つめ、そしてポーズのエッセンスとつながってください。これは心と体に対してどう働きかける意図でつくられたポーズなのかに思いをめぐらせます。次に、呼吸に導かれながら、何をすることが必要なのか、それを感じ取ります。そしてそこに身をまかせます。このやりかたが怪我防止につながり、挑戦をつづけながら進歩を加速させることも可能にします。

​アーサナアウトライン

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エッセンス:神経系を静める アンカー:坐骨 
​ストレングス:太腿の前側(膝のすぐ上の部分)
​Hale Puleでは、アーサナのポーズを3つの要素:エッセンス、アンカー、ストレングスに分けて考えます。最初から順番に、ポーズの意図、大地に根付かせる場所、力を発揮する筋肉、という意味です。正しいアライメントによって最適なエネルギーの流れをサポートし、末長く、持続可能な練習の環境を作ります。

土台から作るウパヴィシュタ・コーナアーサナ

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1.マットに座り、両脚を伸ばします。お尻のお肉を後ろにかき出して、足をフレックスにし(つま先をまっすぐ上に向ける)、太腿の筋肉を働かせます。お尻はしっかりと床をとらえてグラウンディングさせ、両手はお尻の横の床の上に置いて、両脚を90〜100度くらいの角度に開きます。骨盤を垂直に立て、背骨は自然なカーブを保ち、頭を肩の真上にのせます。

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2.背骨は常に伸ばし続けながら、骨盤を前にたおし、お腹を前に運びます。両手を腿の上に乗せ、そこから脚の外側ぞいに前に滑らせ、ちょうど良いところで止めます。そこでポーズをホールドし、腕の力をつかって骨盤を前にたおします。

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3.前屈を続けます。骨盤とおへそが動きを先導します(体に対してポーズに入りすぎたかどうかは、背中上部の背骨が丸まったり両脚が内回しや外回しになっていないかを見てチェックできます)。最終的には、両手で足を持っておでこが床につきますが、内転筋とハムストリングスが解き放たれるまで、時間をじっくりとかけて進歩させることが大切です。15〜20呼吸、ヴァータが過剰な時は25呼吸ホールドしましょう。

軽減法

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骨盤周りの人体や脚裏の筋肉がかたい場合は、心地良く骨盤を前にたおすことができません。床におしりを下ろしたら、両手を自分の背中側の床の上につきましょう。背骨が完全に伸びるまで、後ろにもたれかかります。この状態で集中し、骨盤周りに呼吸を送り込んでやわらかくほぐし、上に伸び続けながら徐々に前に倒していきます。

よくある間違い

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背中が丸まって骨盤がほとんどたおれない。骨盤を前に倒すために自分の腰を痛めつけないで。このポーズは、頭が床につくことよりも骨盤の回転を重要視しています。骨盤を倒さずに腰で折るのは腰椎ぞいの筋肉を伸ばしすぎるので、結果その筋肉が弱まります。

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足が外向き。つま先をまっすぐ上に向け続けることで骨盤の靭帯を守り、股関節と両脚内側のオーバーストレッチを防ぎます。

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​足をフレックスにしていない。足をフレックスにすることで前腿を働かせ、脚裏には適切な支えをつくって足裏を緩ませて長く伸ばすことができます。

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両脚を100度以上の角度に開く。脚を広げられる柔軟性を持っている人でも90〜100度の開脚にとどめます。そうすることで鎮静効果というエッセンスに立ち戻ることができ、股関節のけがを防ぐことができます。

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