By Myra Lewin ![]() 一年のこの時期、多くの人が自分の人生に新たな方向性が必要だと実感しています。その結果、痩たいだとか、転職だとか、新しい出会いだとかの目標がそこら中に飛び交っています。誰もが喜び勇んでこのような変化を目指しますが、物事が思ったような速さで進展しないために幻滅する人も少なくありません。 そこへ突き進む前に、よく考えて欲しいことがあります。人生の方向性を決めるのは、一年に一回で済むはずがない、ということです。方向性を定める行為は日々繰り返されるものであり、生涯続くことなのです。自分の外側にある何かに向けて、ほんの短い間奮闘する、ただそれだけで人生が作られているのではありません。意図を定めること。意図とは、自分の人生の取り組み方次第で意識的に引き起こすことのできる変化です。その意図を定めることが人生を形作るのです。
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![]() 始まりと終わり、そして変化の時は、同時に試練の時でもあるかもしれません。不確かなことだらけだと、果たして無事向こう岸にたどり着けるかどうかも分かりません。このような時にはヨガアーサナの練習を活用してください。アーサナを練習し、大地に根ざすエネルギーを自分に繋ぎましょう。 地の元素は強い土台の力です。不確かさを物ともせず、自信を持って前進する力です。プラサーリタ・パードゥッターナアーサナ(足を開く前屈)で両足と両手を力強く地面に固定し、大地にどっしりと根ざすグラウンディングのエネルギーを自分のものにしましょう。両脚と腰の内側と外側の筋肉を働かせると、足の裏から流れ込む大地の力強さが背骨沿いに上昇するのが感じられます。ただ降参し、呼吸に委ねて、自分自身に、そして練習に専念します。そうすれば、変化の時を過ごすあなたが自分の真実を生きねばならない時に必要な安定の力をいつでも自分のものにすることができます。 ![]() アーユルヴェーダのある食生活を送ると消化が良くなります。さらに、1日のエネルギーが安定し、心が穏やかにもなり、数多くの素晴らしい恩恵を受け取ることができます。そしてなんと、アーユルヴェーダ食にはデザートが付く時もあるのです。 そうなのです。アーユルヴェーダでは人生の甘さと料理の甘さは良いこととされているのです。甘味には滋養があり、グラウンディング効果が高く、心身を穏やかにする効力があります。従来の「デザートとはかくあるべき」という考えを、もっと何か愛に溢れるものと置き換えてみましょう。例えばこのキャロットハルヴァはどうでしょうか。 |
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12 月 2019
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