By Myra Lewin ![]() 今、私は幸運なことに、美しく豊かな農場で暮らしています。自分たちの食べるもののほとんどをここで育てることが目標です。そして年のうちの数週間は、ほぼ全て自分たちでまかなうことが可能になりました。けれど、日々ドゥルガファームで学ぶことの1つに、vairagyaヴァイラーギャ(無執着)というものがあります。 私たちは種をまきます。そしてその種が健康に芽吹いて育つためのすべてのお膳立てを整えています。ですが常に変化し続ける自然は、思いがけないアクシデントを私たちに仕掛けてくるのです。夏の猛暑、多すぎる雨、私たち人間と同じくらい野菜好きな虫。もしも農業(や人生)は完璧で当然、いつも必ず思う通りになるはず、などという考えに執着していたら、農業人としてはあまり長続きしないでしょう。そうなる代わりに、私はそういう時は、マーケットで友人農家をサポートします。
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![]() アーユルヴェーダでは、食べることをvairagyaヴァイラーギャすなわち無執着の実践、節度とバランスを要する行為として説いています。キッチンに節度(そして喜び)をもたらすには、Hale Puleヘルシーボウルの基本を活かせばよいでしょう。サトヴィックな食べものリストに載っているたくさんの食べものとハーブやスパイスを順に回せば豊かなバリエーションのものが食べられるし、ドーシャの悪化を避け、毎日同じものを食べることに固執するのも防げます。 ![]() Hale Puleの200時間ヨガインストラクター養成コースでは、様々なレベルの練習生が一堂に会します。何十年もの経験を重ねた生徒もいれば、数ヶ月の経験を経てやってくる生徒もいます。あなたは、長い時間をかけた生徒の方がアーサナを深められるはず、と思うのではないでしょうか。けれど、これは必ずしも真実ではありません。長期間にわたって練習をしている生徒は、時としてからだの限界を超えた練習をしています。あるいは惰性で練習をして停滞を経験しているかもしれません。このような生徒は、自分をよく観察して本当のスタート地点にいったん立ち戻り、そこから確実な基礎固めをする必要があります。これはひょっとしたら予想以上の後戻りになるかもしれません。 |
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12 月 2019
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