2017年に初めて行われた日本語通訳付きのアーユルヴェーダ・シェフトレーニングに参加したKaoriさんにゲストインタビューを行い、シェフトレーニング滞在中の様子(#1)やトレーニング後に起きた変化(#2)などを教えていだきました。(#1と#2の2回に分けてお届けします。) アーユルヴェーダ・シェフトレーニングについて![]() Q.ハレプレやマイラとの出会いは? 自分の生きる力を試したい、そんな想いが始まりでした。 2016年、ヨガを本格的に学びたいと海外留学を考えたとき、検索して一番に目についたのがハレプレのヨガ・インストラクター養成講座(ヨガティーチャー・トレーニング)でした。ほかのコースも見てはみましたが、ヨガの形態だけでなくアーユルヴェーダもあわせてホリスティック(総体的)に学べそうなところや、指導者であるマイラ・リューイン本人がヨガとアーユルヴェーダを取り入れた人生を歩む実践者であることが魅力でした。“本質的な実践についてを本人から直接的に学べる”、これがハレプレのティーチャー・トレーニングを選んだ理由でした。 カウアイ島に着いて初めてマイラに会ったとき、「Welcome(ようこそ)」とやわらかい声をかけられてとても安心した気持ちになったのを今もはっきりと覚えています。 「よし、ヨガを学ぶぞ!」と意気込んでた力みがそこで緩みました。そうか、ここでは頑張るんじゃなくて受け入れるんだと感じました。この一瞬でマイラのあたたかさを感じて「来るべくして来たんだな」と思えました。
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マイラ・リューインより ![]() 夏の時期には、緊張が高まり、気性が上り、忍耐力が低下します。これらはピッタ・ドーシャが過剰なときに出やすい数多いサインのほんの一部です。しかしながら、私たちのゴールが心と体のバランスを取ることであるならば、ピッタが他のドーシャと同じようにポジティブな用途でも役に立つことを覚えておくことは大事なことです。 ドーシャのネガティブな側面ばかりを見ていると、私たちが進むべき方向を見失ってしまうでしょう。私が600時間のアーユルヴェーダ・ヘルスカウンセラー資格取得プログラムのドーシャのレッスンを書いたときに、ヴァータとピッタとカファが整ったときの多くのポジティブな面を紹介しているのは、そのためです。ピッタについて、バランスの取れている状態と、バランスが乱れている状態の両方について話すことができると、人生がバランスの取れた状態になったときに、どのように感じるかを認識しやすくなり、そこから離れていったときには、その物事がひっくり返るということがわかりやすくなるでしょう。 ![]() プラーナは生命力です。この力が私たちを創り上げ、維持してくれています。私たちのすべての部分にプラーナが容易に流れているとき、とても楽に人生を紐解くことができます。プラーナヤマは、ヨガの八支則のうちの1つで、プラーナをあるべき姿で流し強靭なものにしてくれるパワフルなプラクティス(練習と実践)です。継続的でバランスのとれたプラーナヤマのプラクティスは、感情と肉体的な乱れを正し、ドーシャを穏やかにし、霊性の目覚めを助けてくれます。 プラーナヤマは、パワフルであるからこそ、そのプラクティスは経験豊富な先生に習うのが最善な方法です。しかし、いくつかのプラクティスはシンプルなのでオンラインでもシェアすることができます。ハレプレのウェブサイトでも、これまでブラーマリーやナディショーダナの方法をシェアしてきました。さらに数ヶ月前には、エネルギーの流れを示す方法として、また内なるハイヤーセルフとつながる方法としてヨニ・ムドラーのやり方もシェアしました。今月も新たに、心と体の過剰な熱を発散させることのできる1つのプラーナヤマの方法をシェアします。 ![]() 夏の暑い日には、多くの人が冷たい飲み物に手を伸ばすでしょう。一見すると、このことは理にかなっているように見えます。外が暑いから、冷たい飲み物を飲む。でもより深く考えてみたときには、氷や冷たい飲み物は、あなたの消化の火(アグニ)にどのように影響するでしょうか? アグニ、消化の火は、私たちの食べ物や感情、人生での経験の消化を受け持っています。火と同じように、アグニは手入れが必要です。火がくすぶったり強くなりすぎたりすると、結果として消化不良が起こり、バランスを崩した症状が現れ、結果として病気になります。アグニのバランスが取れているときには、消化の火は涼しい時期に強まり、暑い時には弱くなります。このことによって、寒い冬の季節にはより重たい食べ物を食べて体を温かく保つための保護的な組織の層をもつことができます。反対に夏は、軽めの食事に惹かれるかもしれません。 |
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12 月 2019
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