私たちは食べる物を通して心に栄養を与えます。食物の微細なエッセンスは、私たちの心の機能に影響を与えます。アーユルヴェーダは、食べ物の繊細なエッセンスとこの世のすべてを、マハグナ、つまりサットヴァ(平和)、ラジャス(活動)とタマス(鈍さ/惰性)の観点からみます。サットヴァな食べ物は、私たちの本来の性質と合致しているのです。全粒穀物、マメ科植物、多くの果物や野菜などはよりサットヴァです。唐辛子やニンニクなどは、とても刺激的、つまりラジャス的です。 肉や加工食品、冷凍食品などは、体と心に鈍さを作り出します。
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アパリグラハは、私たちの食生活を含む生活のあらゆる分野で実践することができます。
あなたの消化器系に2〜3のゴミ箱があると想像してみてください。そこには、かつて興味をそそったけれど、今やただ場所をとっているだけの使いかけの物事が沢山。私達は自分の外的・内的環境の中で物事にしがみつきます、そしてこの不要なお荷物は私たちを抑え、行き詰らせます。 では、どうしたらいいのでしょう? 台所でアステヤを実践するにはどうすればいいでしょう?
時には、おそらく頻繁に、その瞬間の満足は、長期的の健康よりも優先されることがあります。あとで気分がよくならないのを知っているのに何かをしてしまったという瞬間を誰でも経験したことがあるでしょう。多くの人が、食べ物でこの経験があるはずです。アイスクリームは今は良し、後に悪し。これが分かっているのに、やってします。 この行動は自分自身から盗んでいる、と考えてみましょう。あなたは自分の将来の健康を盗んでいます。 今日の自分の体にどのように親切になれますか?
今月のHalePuleでは、ヨギのアヒンサの実践を日常生活に取り入れる方法に目を向けてきました。アヒンサは優しさ、配慮と尊敬と言い換えられます。アヒンサをあなたの北極星、あなたを導く灯として考えてください。あなたの基準点としてアヒンサを使えば、あなたの旅はより明確で喜びに満ちたものになるでしょう。 優しさ、配慮、尊敬の性質を思考プロセスや意思決定に取り入れるよう気にかけると、 健康、幸福、そして人間関係に大きな変化が現れるでしょう。 アーユルヴェーダとヨガですべての関係の中で最も重要な関係は、あなたと、あなたの魂、心、体の関係なのです。 それでは、どのように今日のあなたの体に優しいことができますか?あなたの消化に対して、敬意を持って何ができますか? とっておきの提案があります:緑野菜のスパイス炒め煮にバターミルクをブレンドしたものです。癒しをもたらす美味しいアーユルヴェーダ料理の一品です。 執筆:マイラ・リューインあなたは台所でワンパターンになっているように感じますか?
これはクライアントからかなり頻繁に聞くことです。人は新しいことを試みる代わりに知っていることに固執する傾向があり、そして飽きてしまいます。また、飽きることが、過度に刺激的な食品や加工食品を消費する喜びを求めることにつながります。その結果、消化と全体的な健康に悪影響が及びます。 習慣に基づいて選択をすることは、無意識の場所に生きるということです。あなたは、今の瞬間の状況の中でそれを本当に考慮することなく、なじみがありそして安全であると感じる何かをしています。多分あなたは危険を冒して間違いを犯すことを恐れているのかもしれません。あるいは、クリエイティブになるにはあまりにも疲れていたり、気が散っていたりします。しかし、これでは料理と生活全般へのアプローチを制限してしまっています。常に安全なことをするのは、停滞を導きます。 では、料理へのあなたのアプローチをどう変えたらいいでしょう? ![]() アーユルヴェーダでは、食べることをvairagyaヴァイラーギャすなわち無執着の実践、節度とバランスを要する行為として説いています。キッチンに節度(そして喜び)をもたらすには、Hale Puleヘルシーボウルの基本を活かせばよいでしょう。サトヴィックな食べものリストに載っているたくさんの食べものとハーブやスパイスを順に回せば豊かなバリエーションのものが食べられるし、ドーシャの悪化を避け、毎日同じものを食べることに固執するのも防げます。 アーユルヴェーダの重要かつパワフルなコンセプト
オーグメンティグの食べもの vs エクストラクティブの食べもの ![]() バランス良い食事で自身を養うことは病気予防や健康促進につながります。アーユルヴェーダでは食べものをオーグメンティング(直訳=増大させる)とエクストラクティブ(直訳=抽出する)の大きく2種類に分類します。 私たちの体はエクストラクティブよりもオーグメンティングの食べものを多く必要とします。オーグメンティングの食べものを少し多めにいただくことで、体もマインドも落ち着き、グラウンディングでき、調和が保たれます。良い健康状態を保つための鍵は「バランス」です! Hale Puleでは60:40の割合をオススメしています。つまり一食分の食事全体の60%がオーグメンティング、残りの40%がエクストラクティブの食べもので構成されているのが理想です。それではオーグメンティング、エクストラクティブの食べものとは一体何なのか、それぞれ具体的にリストに挙げながら見ていきましょう |
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12 月 2019
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