あなたが自分のことを説明するとき、あなたが言うことのどれだけが真実ですか?
あなたが自分のことについて語る物語、それはどこから来たのでしょう?それは他の人が言うことからですか?「ああジュリア、あなたはなんて可愛らしいの。」「スコッティ!なんてお調子者なの。」--多分あなたの両親がある決まった言い方であなたを表現したから?そして、他の人によって与えられたこれらのラベルがあなたのアイデンティティーになったのかもしれません。
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あなたはヨガとアーユルヴェーダを定期的に練習していますか?半定期的?定期的に不規則に?たぶん、あなたは多くの人達のようでしょう。
つまり、一貫して練習する段階を経て、それからどういう訳かその段階から離れていく。 あなたの真のコミットメント(誓約)を妨げるものは何ですか? 安全で愛情のこもった家、つまりあなたが本当に時間を過ごしたいと思う家、を建てるためにあなたが最初に必要とするのは強固な基盤です。
しかし、私たちの心はコンクリートが乾く前に最上階からの眺めを楽しませるようにすることがよくあります。これはアーサナの練習に対するありがちなアプローチです。生徒は必要とされることをすることなしに理想的な形に体を強制しそしてゆがめます。これは不快感、痛み、そしておそらく怪我につながります。 執筆:マイラ・リューイン 新しい年、新しいあなた?
1月のあなたのインボックスには、より良いあなた自身への道へと誘うEメールがどれだけ届きましたか?新しい年は、新しい白紙、ページめくり、新しい章、あるいはまったく新しい本のようなエネルギーさえ持ち合わせています。現代の文化では、新年は全く白紙にして、明るい未来を迎える機会と見なされています。 しかし、昨年、その前の年を振り返ってみてください。その前の年も。あなたは新年に受けたインスピレーションの勢いを維持することができましたか、または動機は古い習慣と失望へ道を譲ってしまいましたか?自分自身がある種の経験や関係を年々繰り返しているのに気づきましたか? 変化への欲求が具体的な結果につながらない場合は、変化の動機を考えてみることをお勧めします。多くの人にとって、「新年、新しいあなた」の考え方は、贅沢な年末年始、あるいはおそらく甘やかされた一年の罪悪感に根ざしています。あるいは、それは現在の状況に対する不満から来ているのかもしれません。 それで、あなたがしたい行動をとるのを遮るものは何でしょう?あなたが求める深くそして永続的な変容を妨げるものは何でしょう?罪悪感と不満は単なる恐怖の味わいと言えるかもしれません。そして、恐怖の場所から行動しても、決して良い結果がもたらされることはありません。 そこで、あなた自身に尋ねてください:自分はどのように生きたいのか?恐れながら、それとも信念を持ちながら? 執筆:マイラ・リューイン変容を求めるのはなぜでしょう?
変容の意味って? 変容は深い変化を意味します。 真の変化 。真の持続的に感じられる変化。 変容とは、あなたが必要としていないものを手放し、新しいもののためのスペースを創り出すことです。それは再定義、更新、そして再生させること。変容には創造と破壊の過程にはつきもの、だからこそ私たちは、楽しい新しい経験、ここから学ぶことができる新しい経験に心を開き続けるために、この人生のここに居るのです。 変容を考える時、もうあなたの変容はいつも始まっているのです。それはいつも創造と破壊を伴います。私たちは毎日 、毎分ごとに、そして考えがよぎる度に、 常に自分のエネルギーを変えています。目を覚ます、朝食をとる、仕事に向かうなど、あなたには毎日の日課があるでしょう、あなたはいつも同じような事をしている、と感じるかもしれませんが、その瞬間瞬間は実際には新しいものなのです。よく見てみると、そこにはいつも独特の要素があり、様々な組み合わせの材料あるのがわかるでしょう。 天気が変わり、あなたの欲望が変わり、他人との交流が変わります。 ですから、この観点から、あなたにはいつも新しい機会があるということを理解することができるでしょう。 私たちが変容について語るとき、あなたはすでに変容している、という事を理解するのが重要です。 ![]() 感性と知性、女性らしさと男性らしさ、月と太陽、夜と昼。全宇宙で、相反する性質の組み合わせが生き生きとしたダンスを醸し出します。 アーユルヴェーダは、環境や私たちの自身の中に、この相反するものの相互作用の価値を見いだすのです。実際、相反するものがバランスをもたらすという考えは、アーユルヴェーダ療法の核となる原則です。この原則を食事や日々の活動に当てはめることができるのです。一番大切となるのが、これを自分自身のエネルギーを操るために当てはめるということでしょう。 ここでいうエネルギー、というのは、プラーナの事を指していると理解してください。プラーナは一般的に「生命力」と説明されますが、プラーナには様々な種類があります。プラーナは宇宙で最も微細な元素で、「空」、「風」、「火」、「水」、「地」の元素の本となります。これらの元素が私たちの体を作り、宇宙を作っているのです。ですから、プラーナは私たちが経験すること全ての根底にある原因だと言えるでしょう。プラーナは生命を作り、それを維持します。プラーナが引き抜かれてしまった時、衰弱や死という結果となるのです。 アーユルヴェーダとヨガは基本的にプラーナ的な薬だと言えます。アーユルヴェーダとヨガの実践の目的は、深い持続的な治癒が起こるように、私たちという存在の中のプラーナの流れを促すことです。特に天与の女性性エネルギーと男性性エネルギーといった私たちの中の相反する側面のバランスをとることによって、プラーナの流れを最適にさせるのです。 この2つのエネルギーは、性別に関わらず、私たち皆の内に存在するのです。 女性性エネルギーは内の世界を照らしだし、感性、慈悲、優しさといった性質を持っています。私たちのこのような側面はカパ・ドーシャ(冷やす性質の水の元素、地の要素)、右脳、左半身に関連しています。男性性エネルギーは外の世界に向かわせます。これが、職場での私たちの知性の火、つまり行動を起こす欲望なのです。私たちの男性的な側面はピッタ・ドーシャ、左脳、右半身に関連しています。 ![]() サハラ砂漠は太陽に属しています。その砂丘の起伏の中に、かつて世界で一番大きな湖、メガ・チャッド(Mega Chad)が存在していました。しかし太陽の容赦のない照りつけによって、何千年も前に蒸発しました。しかしながら、現在も湖の銀色の残留物が、地球の裏側の生命を支えています。毎年、風に乗ってサハラ砂漠のかつての湖底の豊富なミネラル分の屑が南アメリカ大陸まで運ばれ、アマゾンの青々とした草木を肥沃にしています。 地球の複雑さや途方もない環境のバランスについての理解を深めるためには、地球全体を考察しなければいけません。地球は、様々な要素の相互作用によってバランスを保っている、ホリスティック(全体的)なシステムです。人間も同じです。本当の癒しを得るためには、私たちは人間についても、心と体と魂の全体で捉えなければなりません。 アーユルヴェーダとヨガがこれほど効果のある癒しのシステムである理由は、人間の健康に関してホリスティックなアプローチをしているからです。アーユルヴェーダとヨガのプラクティス(練習と実践)は、心と体と魂の融合や、これらの違った側面がいかに互いに、そして全体的に関係しているかに焦点を当てています。ホリスティックな観点から、私たちは心や感情に働きかけることが、いかに身体的に大きなインパクトを与えるかを理解しています。それゆえ、本当の癒しは私たち全体に働きかけるものでなくてはならないのです。 癒しにホリスティックなアプローチを使うには、西洋医学の(対処療法的な)実践の下にある考え方からシフトする必要があります。還元論の視点で見ると、対処療法のアプローチでは心と体と魂を切り離し、それぞれを個別に扱う傾向にあります。症状を、研究室でのそれぞれの部位の化学的な構成の分析を通した既知の事実から導き出します。病気の下に隠れている多元的な原因よりも、病気自体を扱おうとするのです。 ![]() プラーナは生命力です。この力が私たちを創り上げ、維持してくれています。私たちのすべての部分にプラーナが容易に流れているとき、とても楽に人生を紐解くことができます。プラーナヤマは、ヨガの八支則のうちの1つで、プラーナをあるべき姿で流し強靭なものにしてくれるパワフルなプラクティス(練習と実践)です。継続的でバランスのとれたプラーナヤマのプラクティスは、感情と肉体的な乱れを正し、ドーシャを穏やかにし、霊性の目覚めを助けてくれます。 プラーナヤマは、パワフルであるからこそ、そのプラクティスは経験豊富な先生に習うのが最善な方法です。しかし、いくつかのプラクティスはシンプルなのでオンラインでもシェアすることができます。ハレプレのウェブサイトでも、これまでブラーマリーやナディショーダナの方法をシェアしてきました。さらに数ヶ月前には、エネルギーの流れを示す方法として、また内なるハイヤーセルフとつながる方法としてヨニ・ムドラーのやり方もシェアしました。今月も新たに、心と体の過剰な熱を発散させることのできる1つのプラーナヤマの方法をシェアします。 ![]() 踊りの中での完全な静止には、バランスはさほど問題ではありません。必要とされるのは、心と体の強さと柔軟性です。マットの上で、またそれ以外の生活の中でのバランスというのは、あなたの現在の出来ることの範囲内で動くこと、そこからくる広がりを受容することです。 ナタラジャアーサナnatarajasana 、踊る王のポーズは、この踊りを祝福するものです。後屈のバランスポーズであるナタラジャアーサナは、あなたの心と体の旅路に様々な方法での感謝を与えてくれます。多くの人にとって始めるのに最善の方法は、脚を後ろに体から離して上げ、両手でストラップを掴んで足をホールドする方法です。その方法で快適にポーズが取れるようになったら、ストラップを使わずに手で足を掴みましょう。いつの日かストラップを使って頭の上から足を掴めるようになります。さらにその後で足を頭の上で手で掴めるようになるでしょう。この過程のすべての進歩を受け入れましょう。急いでしまうと、その経験を逃してしまいます。 マイラ・リューインより ![]() よく人から「ハレプレではどんな種類のヨガをプラクティス(練習と実践)し教えているのですか」と聞かれます。この質問に答えることは、見た目よりも簡単なことではありません。ハレプレで教えプラクティスしている一貫した方法はありますが、私たちが伝えたいのは、ヨガを“正しい手段”でプラクティスすることよりも、ヨガはそれ以上のものであるということなのです。ヨガは直接的に神へとつながる道です。そしてヨガのプラクティスは、いかに宇宙とつながるかということなのです。どのようにプラクティスするかも大事ですが、より大事なのはあなたのアプローチが一貫しているかということです。 ハレプレに学びに来る生徒たちは、それまでに多くの先生と様々なスタイルのヨガに取り組んできています。何人かの生徒にとっては、私生活や彼らの仕事にとって役に立っている知恵として学んできたことが、ここでの学びと一列につながりますが、また他の生徒にとっては私たちが教えることが、彼らの知っていることにそぐわないこともあります。 様々な先生からの学びを、いかに意義あるプラクティスに落とし込むかを決めるのは、各人にかかっています。私自身が30年近くプラクティスを積み教えていく中で、進歩した生徒の方が1つの一貫したアプローチをとるのが早いことがわかりました。それは彼らが、自分の望む深さに届くため常に新しい方法を模索しているからです。エクナット・イーシュワラン Eknath Easwaranの言葉を言い換えれば、「浅い穴をたくさん掘るよりも、1つの穴を深く掘った方がより早く水にたどり着ける」ということです。 |
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