![]() 日常の一環であなたがしていること、それら全てがあなたの人生のあらゆる要素に影響します。つまり、何を口に入れるか、何を娯楽として行うか、どんな人たちと一緒に過ごすか、これらの選択にはきちんと結果が伴う、ということです。だからこそ、今の自分のフィーリングを変えたいなら、結果を伴う行動をホリスティック(全的)な目線でしっかりと見つめなければなりません。 全てが重要だと理解しても、そのことに圧倒される必要はありません。これを知ることで真の健康に到達する道具があなたの手に入るわけですから、むしろ元気になれる情報です。大事なのは、より良き健康へは一度に一歩ずつ踏み出さねばならない、ということ。全体的な健康を向上させたいなら、まずはヴァータ・ドーシャの鎮静から手がけるのが賢明です。
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![]() アーユルヴェーダとヨガの実践は手から手へと伝えられ現代まで受け継がれてきました。食生活や生き方、自分を取り巻く環境を変えれば、それには変化が伴います。3つのドーシャがどのように私たちのからだに作用するかを理解する。これが、結果として生まれる変化に波長を合わせるのに役立ちます。この情報の本来の役割は、アーサナを始めとするヨガの実践においてあなたを導くことであり、そのおかげであなたはマットの上でもマットを降りてからも最高の自分を感じることができるのです。 実は現代ヨガアーサナのクラスもヴァータ・ドーシャのバランスの乱れの原因となっている、と知ったらあなたは驚くかもしれませんね。エクササイズ目的で構成されるクラスは速いペースで進みますが、これがヴァータの動きと軽さの性質を助長している、というわけなのです。サットヴァの質を帯びた練習を自宅で行う方がよっぽどヴァータ鎮静には効果的ですし、ヨガが本来育む「つながり」がよりはっきりと感じられるでしょう。 By Myra Lewin ![]() Hale Puleのヨガとアーユルヴェーダの指導者養成コースを指導していく中で特に気に入っているのが、生徒が驚くべき変容をとげる瞬間を目撃することです。この変容を何百回と目の当たりにし、それぞれに個人差こそありますが、ひとつの共通点が浮かび上がってきました。それは、大きなシフトを経験する生徒は、皆、期待を持たずに学びに取り組んでいる、ということです。彼らは私たちと過ごす時間を、ただ自分を次のステップへと導く経験と捉えています。次のステップが最初はなんだか曖昧にしか見えなくても。彼らは一様に、知っていると思い込んでいたものを意欲的に手放し、一段階洗練された自分の姿を現し始めます。 そしてもう1つ、彼らには他の生徒との大きな違いがあります。それは、彼らには、学びとはトレーニングの中だけのものではなく生き方そのものなのだ、という気づきがあるのです。あなたがアーユルヴェーダとヨガを学んでいるなら、もしくは、単に人生をもっと楽しみたい、と願っているなら、これこそが深い癒しを知る一番の在り方だと知ってください。 ![]() 何年も前のことです。私は企業幹部という立場を捨て、ヨガを通して意味のある人生を探し求めるという選択をしました。これが大きな転機になるであろうことは予想がついていましたが、それまでの自分を表していたアイデンティティーを失う現実に向き合う準備はできていませんでした。 ある日、まさにこの変化の時期の最中に、私はフリーウェイで車を走らせていました。そして突如めまいに襲われ、すぐに車を路肩に寄せて、道路脇に座り込みました。クラクションがすぐ側で鳴り響くのが聞こえる中、自分がすっかり空っぽになったように感じ、喪失感に苛まれました。自分の望む道を歩んでいるはずなのに、その新しい生活による収入はそれまでの給与の1/10がやっと、パワフルな仕事で得られる特典は全くなし、という状態でした。 私はそれまで、人生の大半を仕事と休暇に費やし、頭はいつも次にすべき何か大きな出来事で占められていました。何かを欲しがっている、というのが私のいつもの典型的な心の状態でしたが、とうとう「自分が欲していたのは、もう何も欲しがらないことだ」ということに気づいたのです。 ![]() 末長く「心地良く動く体」を楽しみたければ、あなたが毎日行っている動作を見直してみましょう。今回は「座って、立つ」という極めてシンプルな動きに着目します。 年を重ねる過程で多くの人が不満に思うのが、若いときほど「動けなくなる」ことです。痛みが出たり、体がかたくなったり、関節が鳴りやすくなります。特に上半身と下半身をつなぐ股関節に問題が起きることが多いようです。 ただし、これは誰もが通らなければならない道ではありません。実際には、年を重ねるごとに肉体の調子が良くなることすら可能です。筋肉と骨を強くすることと、柔軟性を高めることをバランス良く行うのがカギです。股関節は特に重要な部位です。 ![]() ある生徒さんが手の親指の付け根と手首の痛みについて連絡をしてきました。ヨガのアーサナが痛みの原因のような気がすると教えてくれました。同じ動作の繰り返し、特定の部位の酷使、床と手の接触部が上手に使えていないなどが原因であると自己分析していました。(ハスタ バンダ) 親指側と小指側の手首に近い部分に痛みが出ているとのことでした。彼女はさらに自分の体が出す「もう充分」というサインを無視したからかもしれない、と分析を続けました。私はとても興味深く彼女の自己分析を聞いていました。そしてそのほとんどはきっと正しいでしょう。このような損傷は一つのポーズから次のポーズに移るときに特に起きやすいです。例えば太陽礼拝で床に寝た状態からダウンドッグに移るとき、アームバランスのときなど・・・ |
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10 月 2019
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