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神的エネルギーのバランスを育む:内在する男性性と女性性のエネルギーを調和させる方法

12/14/2018

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感性と知性、女性らしさと男性らしさ、月と太陽、夜と昼。全宇宙で、相反する性質の組み合わせが生き生きとしたダンスを醸し出します。

アーユルヴェーダは、環境や私たちの自身の中に、この相反するものの相互作用の価値を見いだすのです。実際、相反するものがバランスをもたらすという考えは、アーユルヴェーダ療法の核となる原則です。この原則を食事や日々の活動に当てはめることができるのです。一番大切となるのが、これを自分自身のエネルギーを操るために当てはめるということでしょう。

ここでいうエネルギー、というのは、プラーナの事を指していると理解してください。プラーナは一般的に「生命力」と説明されますが、プラーナには様々な種類があります。プラーナは宇宙で最も微細な元素で、「空」、「風」、「火」、「水」、「地」の元素の本となります。これらの元素が私たちの体を作り、宇宙を作っているのです。ですから、プラーナは私たちが経験すること全ての根底にある原因だと言えるでしょう。プラーナは生命を作り、それを維持します。プラーナが引き抜かれてしまった時、衰弱や死という結果となるのです。

アーユルヴェーダとヨガは基本的にプラーナ的な薬だと言えます。アーユルヴェーダとヨガの実践の目的は、深い持続的な治癒が起こるように、私たちという存在の中のプラーナの流れを促すことです。特に天与の女性性エネルギーと男性性エネルギーといった私たちの中の相反する側面のバランスをとることによって、プラーナの流れを最適にさせるのです。

この2つのエネルギーは、性別に関わらず、私たち皆の内に存在するのです。 女性性エネルギーは内の世界を照らしだし、感性、慈悲、優しさといった性質を持っています。私たちのこのような側面はカパ・ドーシャ(冷やす性質の水の元素、地の要素)、右脳、左半身に関連しています。男性性エネルギーは外の世界に向かわせます。これが、職場での私たちの知性の火、つまり行動を起こす欲望なのです。私たちの男性的な側面はピッタ・ドーシャ、左脳、右半身に関連しています。

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これらの全ての側面に価値を見いだして利用するとき、私たちはバランスが良く適度さを備えた心の状態で暮らせるようになり、より健康的になり、何をするにもより効力を発揮するのです。

しかし10月のブログで書いたように、私たちが自己のある部分に頼りすぎて、他の部分を無視すると、実際、プラーナの自然な流れに自分を抵抗させてしまいます。それが、病気につながるのです。抵抗の状態にある時、私たちは自然の活力を抑制します。それは、タマス(惰性や暗さのエネルギー)が入り込み­­­始めることを意味します。私たちの体の一部はスイッチが切られ、生活から引き離され始めるのです。 健康への影響は、ドーシャのバランスの乱れ、アグニの低下、心と体の繋がりがなくなる、など多大です。このような症状は意識決定のまずさの原因となり、さらなるバランスの乱れを導きます。

あなたが1日をどう行動するかを考えて見てください。 必要に応じて知性と感性を容易に切り替えられますか?もしくは、両方を同時に使いますか? どちらか1つのエネルギーに強く頼っていますか? 職場では、おそらく意思決定の為、相手に自分が正しいと示す為、理性的な心を使ったり自分を通したりするでしょう。しかし、無意識でいると、友人や家族とのやりとりを通して、1日中これらのエネルギーをあらわにすることとなるでしょう。きっと、自分自身が他人に不必要に厳しかったり、対立的だったりすることを自覚するかもしれません。それは、人間関係を傷つけたり、あなたの活力を弱らせたりするでしょう。

時には、私たちは、男性、女性はこう振る舞うべきという信念によって他のエネルギーよりも ある1つのエネルギーを強調することがあります。こういった信念は サムスカーラ、つまり社会規範や家族力学などから私たち経験を通して形成された印象、に根付いています。男性達は、男性は男性性エネルギーだけを備えていると考えているかもしれません。そしてそれは強くあるべきであり、他者を守るべきものであり、もっと言えば、強制的なものであるべきだと考えているでしょう。女性達は、職場でまともに扱われるための努力として、女性性エネルギーを葬り去ろうとするかもしれません。

最近ハレプレ に訪れた男性が、現代社会において男性であることの意味を思案していると話してくれました。彼は 少なくとも表向きには男性は感情的になるべきではないと考えていたので、自分の人生の大半は感情を抑制されてきたと気づきました。彼のお父さんは決して心のうちを話すことはなく、彼にとってはこれが当たり前だったのです。お父さんは、その代わり、お酒で自分をなだめ、怒りを爆発させる傾向にありました。

この男性はアーユルヴェーダの道を歩み始めて、誰もが女性性と男性性のエネルギー両方を併せ持っていて、その両方とも価値あるものだと学びました。彼は、自分自身を表現しても、他者の世話をしてもいいのだと知ったのです。

何が「男らしい」とか「女らしい」という概念は単に作られたものです。時間と共に変わって行きます。私の祖母の人生は私の人生とは大変違って見えました。彼女はとても知性的でした、そしていつも白い手袋をはめ、エレガントなハンドバックを抱えていました。それに対し、私はビジネスを営み、農園に住み、自分が喜ぶものを着る。でも、ある意味、私たちは似ています。なぜなら、人生の大半は男性性エネルギーを酷使して男性達の中で私たち自身を証明しようとしてきたのですから。

変化は内から始まります。私たちの行いに影響したり、私たちを抑制する概念に対して意識を向けると、プラーナは自然に流れることができます。

意識を高める最適な方法は、自身の魂に触れることです。
​魂とは、万事うまくいくことを知っている私たち自身の不滅な側面なのです。


自己主張することや行動すること、といった男性性エネルギーを重んじる社会に私たちは住んでいます。ですから、私たちの多くにとっては、自身の魂と繋がるということは、プラーナヤーマや瞑想のようなサットヴァな方法で自己の内へ向かう修行を通して内なる女性性エネルギーを育む、ということを意味します。

内なる男性性エネルギーと女性性エネルギーのバランスを探し出す強力な方法は、ナディ・ショーダナというプラーナヤマです。この呼吸法は、脊柱の付け根から両方の鼻孔の先までを走るエネルギーの経路であるイダ・ナディとピンガラ・ナディを浄化しバランスを整えることです。女性的なイダ・ナディは左の鼻孔に繋がり、左半身の微細なエネルギーを操ります。ピンガラ・ナディは、私たちのエネルギー体の右側を成し、右の鼻孔まで通ります。

ナディ・ショーダナのやり方は片側の鼻孔からの呼気、吸気、そして次にもう片方の鼻孔から同様に、ゆっくりと同じペースで交互に続けていきます。ナディ・ショーダナをサットヴァな態度で定期的に練習することで、イダ・ナディとピンガラ・ナディのエネルギーの流れが調和し、プラーナが脊柱を上方向に下方向に均等に流れるようになります。これが、心と体のバランスを作りあげ、最適な代謝を促します。

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ナディ・ショーダナは他のプラーナヤマと同様、 呼吸とプラーナへの意識を高めることを助けてくれます。この意識によって、私たちは自己をより深く知ることができるのです。どんな状況だと呼吸が苦しくなるのかが分かったり、プラーナがうまく流れていないため体の部分に違和感を感じたり、詰まっているように感じたりするのに気づくことができます。また、鼻孔を観察すると、私たちがどれだけよく男性性エネルギー、または女性性エネルギーに頼っているかも分かってくるでしょう。1日のどこかの時点で、左の鼻孔を通しての方が呼吸しやすかったり、またある時点では右の鼻孔の方が呼吸しやすかったりします。片側の鼻孔に常により多くの空気の流れがある場合は、エネルギーのバランスの崩れの可能性が考えられます。

ナディ・ショーダナの手順は、こちらのブログをご覧ください。さあ、やってみましょう!この実践を自己をもう少し良く知るための機会だと捉えてみてください。1日を通してあなたの呼吸を観察してみましょう。あなたの行いを観察し、そして全ての事にバランスと適度さを探してみてください。そうすると、真に人生が開けていきます。

プラーナヤマにてついて、もしくは他の事に関してでもご質問がありましたらご連絡ください。あなたからの声をお待ちしています。

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