瞑想プラクティスの始め方
瞑想とは練習そのものであり、誰かに発表するものではありません。そこに到達すべきゴールはありません。瞑想とは乗り越えないといけない何かだ、と思い込んでいた人は、どうぞ自分を笑い飛ばしてください。瞑想の効果と恩恵は、時間が経ってから表れます。ヨガスートラにも、固い意思で長く時間をかけて瞑想の修習を続ければ結果がもたらされる、と書かれています。 ある程度の時間、動かずにじっと座ることは、それ自体が大きなチャレンジです。外の世界は、特に今は、動き続けることが重要視されている時代です。まずはシンプルに、定期的に決まった時間、決まった場所で瞑想をするように決めましょう。場所は、例えば部屋の隅っこの決まった椅子やクッションの上などで構いません。必ず家の中でも比較的静かで、人の出入りの邪魔が入らない場所にします。そこに、自分にとって深い意味のある物をおいても構いません。キャンドルに火を灯す、お香を焚く、など、あなたが内なる神とつながりやすくなるような道具を並べてみましょう。 瞑想が初めてなら、最初はタイマーを5分間でセットします。時計を見て気が散る、などということがなくて済みます。背筋を伸ばし、自分の決めた場所に心地良く座ります。目を閉じ、自分のからだ周りを大きなシャボン玉で包むイメージを描いてみましょう。あなたを守るシャボン玉です。内側は平安なスペースです。 次に、意識を呼吸に向けます。吸う息と吐く息の長さを同じにし、規則正しく呼吸します。じっと静かに座ることに慣れると、呼吸に集中することがあなたの瞑想となるかもしれません。これは大変有効なテクニックなので、瞑想経験者も日常的に行っています。 次のステップは、心を訓練して一点に集中させることです。そのためのテクニックには、効果的なものがたくさんあります。集中の対象物として、呼吸、思考、チャクラ、マントラ、お祈り、詩などがあげられます。 瞑想の最後に、内なる神への感謝の念を捧げましょう。感謝の仕草でも良いし、言葉で感謝しても良いでしょう。 |
それでもまだ「瞑想できない」と思うなら 毎日が新しい冒険です。上手くできる日もあれば、できない日もあります。1日飛ばしてしまったり、上手く自分と繋がれない日があっても良いのです。また新しく始めれば良いのです。やがて、あなたの心は落ち着くでしょう。定期的に瞑想をし、座る時間を長く伸ばせるようになるでしょう。そして心に平安が見つかるでしょう。愛しい子犬に接するように、自分に優しく接してください。そして、執着を知った心に対して、それを手放してもよい、と許可を与えてください。 私たちの内側は全てつながっています。それは心とからだと魂のつながりです。だから、あなたの食べるもの飲むものは、あなたの心に大きな影響があるのだ、ということをいつも心に留めておいてください。例えば、クラッカーやローフードのような、乾燥してて軽い、空気をたくさん含んだ食べものを大量に食べるとしましょう。すると、からだの中のヴァータドーシャが増加します。そして気が散りやすくなります。コーヒーやカフェイン入りのお茶を飲めば、神経系が刺激されて落ち着きがなくなり、心がせわしなくなります。自分のからだから学んでください。あなたが口にするものと、それがどんな風に感じられるか、ということに、特別な注意を払ってください。やがて、真のあなたになるための正しい選択ができるようになります。 |
Gayatri mantra
Om bhur bhuvah swah Om tat savitur varenyam Bhargo devasya dhimahi Dhiyo yo nah prachodayat om ガヤトリー・マントラ オーム ブール ブワッ スワーハ オーム タットゥ サヴィトゥール ヴァレンニャム バルゴゥ ディヴァスィヤ ディーマヒ ディヨー ヨー ナー プラチョーダヤートゥ オーム |
意味:
オーム 光が物質の世界、微細エネルギーの世界、因果の世界という3つの世界を照らし、私たちはその壮大な輝きに瞑想します。 私は今、宇宙的意識の力と愛と輝きと 恩寵を受けています。 どうか天の光が私たちの心を照らさん ことを。 |
ガヤトリー・マントラの動画:
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